Record Items
記録は、資産の状態だけでなく、見直しの背景と前提を保つためのものです。ここでは、実データを含まない項目例として、どのような項目を扱うかを示します。
記録の位置づけ
記録は、将来成果を保証する資料ではありません。資産配分、リスク、流動性、背景情報、次に把握すべき要点をまとめ、お客様とご家族が判断材料を共有しやすくするためのものです。
項目例
項目は、数字を並べるためではなく、後から同じ前提を確認するために設けます。
資産状況記録
以下は実データを含まない構成例です。実際の項目は確認範囲、保有資産、守秘範囲に応じて変わります。
1. 総括資産全体の状態、前回からの変化、今回把握すべき主な観点。
2. 資産配分現預金、債券、株式、不動産、保険、外貨、オルタナティブ等の構成。
3. リスク確認価格変動、為替、信用、流動性、集中、金利、税務・法務上の留意事項。
4. 背景情報金利、為替、市場環境、信用環境、制度変更などの背景整理。
5. 主な要点金融機関、専門家、家族、法人側で確認する資料、質問、判断材料。
6. 次回までの確認継続、見直し、保留、追加確認、専門家への確認事項。
記録で重視すること
透明性
資産状況だけでなく、なぜその状態なのかという背景を記録します。
継続性
担当者や記憶に依存せず、確認履歴として残る形を重視します。
個別性
ベンチマークだけでなく、お客様の目的、時間軸、家族・法人の事情に照らします。
次の判断
現状報告で終わらず、次に把握すべき項目を明らかにします。
留意事項
記録の範囲、頻度、記載項目、使用データ、費用は、確認範囲に応じて個別に定めます。特定の金融商品、取引、投資判断を推奨するものではありません。